ロリポップ!レンタルサーバーは、複数の料金プランが用意されており、WordPressを利用できるプランもあります。
ただし、プランによって料金だけでなく、SSD容量やデータベース数、Webサーバーの仕様、バックアップ機能などに違いがあるため、WordPressで利用する場合はそれぞれの違いを確認して選ぶことが大事です。
この記事では、ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressを利用する場合の料金プランや主な機能、10日間の無料お試し、独自ドメインの無料特典などについて解説します。
ロリポップ!レンタルサーバーが自分の使い方に合っているか確認したい方は、参考にしてください。
ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressは利用できる?
ロリポップ!レンタルサーバーでは、WordPressを利用できます。
現在用意されている5つの料金プランのうち、WordPressを利用できるのは以下の4つです。
- ライト
- スタンダード
- ハイスピード
- エンタープライズ
最も料金の安いエコノミーではWordPressを利用できないため、WordPressサイトを作成する場合はライト以上のプランを選ぶ必要があります。
ライト以上では「WordPress簡単インストール」を利用でき、FTPソフトなどを使ってWordPressのファイルを手動で設置しなくても、WordPressをインストールできます。
ただし、料金やSSD容量、データベース数、利用できる機能などはプランによって異なります。
WordPressで利用するプランについては、このあと詳しく比較します。
ロリポップ!レンタルサーバーの料金プラン
ロリポップ!レンタルサーバーには、エコノミー・ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズの5つの料金プランがあります。
WordPressを利用できるのはライト以上です。
プランによって料金だけでなく、SSD容量やMySQLデータベース数、Webサーバーなどにも違いがあります。
エコノミー・ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズを比較
主な違いを比較すると、以下のとおりです。
| 項目 | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 121円~ | 330円~ | 605円~ | 660円~ | 2,420円~ |
| SSD容量 | 120GB | 350GB | 450GB | 700GB | 1.2TB |
| WordPress | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
| MySQL | × | 50 | 100 | 無制限 | 無制限 |
| 独自ドメイン | 50 | 200 | 300 | 無制限 | 無制限 |
| Webサーバー | Nginx+Apache | Nginx+Apache | Nginx+Apache | Nginx+LiteSpeed | Nginx+LiteSpeed |
| ドメインずっと無料 | × | × | × | 最大2個 | 最大2個 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
※月額料金は36か月契約の場合です。
※料金は税込です。
エコノミーは月額121円から利用できますが、WordPressには対応していません。
WordPressを利用できる最も料金の安いプランはライトで、36か月契約の場合は月額330円です。
一方、ハイスピードは36か月契約で月額660円となっており、SSD容量700GB、MySQLと独自ドメインが無制限です。また、WebサーバーにはLiteSpeedが採用されています。
スタンダードとハイスピードの36か月契約時の月額料金を比較すると、差額は55円です。
WordPressでどのプランを選ぶかについては、次の項目で詳しく解説します。
ハイスピードの契約期間ごとの料金
ハイスピードでは、1か月から36か月まで6種類の契約期間が用意されています。
契約期間ごとの料金は、以下のとおりです。
| 契約期間 | 1か月あたり | 契約期間分の料金 |
|---|---|---|
| 1か月 | 1,430円 | 1,430円 |
| 3か月 | 1,320円 | 3,960円 |
| 6か月 | 1,210円 | 7,260円 |
| 12か月 | 1,045円 | 12,540円 |
| 24か月 | 990円 | 23,760円 |
| 36か月 | 660円 | 23,760円 |
※料金は税込です。
※契約期間分の料金は、公式サイトに掲載されている月額料金をもとに当サイトで計算しています。
契約期間が長くなるほど1か月あたりの料金は安くなり、36か月契約では月額660円で利用できます。
特に24か月契約と36か月契約を比較すると、契約期間分の料金はいずれも23,760円です。
36か月契約では同じ金額で12か月長く利用できるため、長期間利用する予定であれば36か月契約を検討しやすいでしょう。
一方、契約期間を長くすると利用する期間も長くなるため、料金だけで決めるのではなく、どのくらい利用する予定なのかも考えて契約期間を選ぶことが大事です。
WordPressではどのプランを選べばよい?
WordPressを利用する場合は、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズから選べます。
個人ブログや小規模なWebサイトでは、料金をできるだけ抑えたい場合はライト、機能も重視する場合はハイスピードを中心に検討するとよいでしょう。
ライトは36か月契約では月額330円で利用でき、WordPress簡単インストールにも対応しているため、まずは費用を抑えてWordPressを始めたい場合に選択肢となります。
一方、ハイスピードは36か月契約では月額660円で利用でき、WebサーバーにLiteSpeedを採用しているほか、SSD容量は700GB、MySQLと独自ドメインは無制限となっています。
さらに、ハイスピードでは、条件を満たすと独自ドメインが最大2個無料になる「ドメインずっと無料」の対象となり、自動バックアップも利用できます。
スタンダードもWordPressを利用できますが、36か月契約では月額605円で、ハイスピードとの差は55円です。
そのため、長期間利用する場合は料金だけでなく、両プランの機能差も確認して選ぶとよいでしょう。
エンタープライズは大容量のSSDやより多くのリソースを必要とする法人サイトなどに向けたプランです。
一般的な個人ブログや小規模なWebサイトであれば、まずはライトまたはハイスピードから検討するとよいでしょう。
10日間の無料お試しを利用できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、申し込みから10日間の無料お試しが利用できます。
お試し利用にクレジットカードは必要なく、基本的には本契約時と同様のサーバーや機能を利用できます。
そのため、WordPressの使い勝手などを確認してから契約することが可能です。
お試し期間終了日までに入金が確認されなかった場合は、自動的に契約が終了します。
ただし、自動更新を設定している場合は申し込みから7日後に決済されるため、無料お試しだけで終了する場合は注意しましょう。
参考:ロリポップ!ヘルプセンター「お試し期間について教えてください」
独自ドメインが最大2個無料になる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、条件を満たすと「ドメインずっと無料」が利用できます。
対象となるのは、ハイスピードまたはエンタープライズを新規契約する場合です。
主な適用条件は以下のとおりです。
- ハイスピードまたはエンタープライズを契約する
- 12か月以上の契約期間を選ぶ
- 12か月以上の自動更新を設定する
条件を満たすと、ロリポップ!を利用している間、対象となる独自ドメインを最大2個まで無料で利用できます。
1個目は.com、.jp、.netなど幅広い種類から選べます。
2個目は.blog、.online、.space、.website、.tech、.site、.fun、.tokyo、.shopが対象です。
独自ドメインは通常、取得時だけでなく更新時にも費用がかかります。
対象となるドメインを利用する場合は、サーバー料金とあわせてドメイン費用を抑えられる点も確認しておくとよいでしょう。
ただし、「ドメインずっと無料」は新規契約時の特典であり、契約後に対象プランへ変更して条件を満たしても適用されません。
また、継続して無料で利用するには、ハイスピードまたはエンタープライズを利用し、12か月以上の自動更新を設定するなどの更新条件を満たす必要があります。
契約後にプラン変更できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、本契約後も料金プランを変更できます。
上位プランへ変更する場合、契約期間が1か月以上残っていれば、残りの契約期間分の料金差額を支払うことで契約途中でも変更できます。
残りの契約期間が1か月未満の場合は、次回の契約更新時に変更します。
下位プランへの変更は、次回の契約更新時から可能です。
ただし、現在使用しているSSD容量や独自ドメイン数、データベース数などが変更先プランの上限を超えている場合は、下位プランへ変更できません。
また、「ドメインずっと無料」を利用している場合など、利用状況によっては下位プランへ変更できないことがあります。
そのため、契約後に必要な機能や容量が増えた場合は上位プランへの変更を検討できますが、下位プランへ変更する場合は事前に利用状況や適用中の特典を確認しておきましょう。
参考:ロリポップ!ヘルプセンター「本契約中(入金後)のプラン変更はどうしたらいいですか」
ロリポップ!レンタルサーバーのWordPress運用に役立つ主な機能
ロリポップ!レンタルサーバーには、WordPressの導入や運用に役立つ機能が用意されています。
ここでは、主な機能を紹介します。
WordPressを簡単インストールできる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、「WordPress簡単インストール」が利用できます。
ユーザー専用ページからインストール先やサイトタイトル、ユーザー名などを設定することで、WordPressをインストールすることができます。
FTPソフトを使ってWordPressのファイルをアップロードしたり、データベースを手動で設定したりする必要がないため、WordPressを初めて利用する場合でも導入しやすい機能です。
WordPress簡単インストールを利用できるのは、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズです。
実際の設定方法については、「ロリポップ!にWordPressをインストールする方法|簡単インストールの手順を解説」で詳しく解説しています。
WordPress簡単引っ越しが利用できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、「WordPress簡単引っ越し」が利用できます。
他社のレンタルサーバーで運営しているWordPressサイトを、ロリポップ!へ移行するための機能です。
WordPressのデータベース内のデータや、画像・テーマ・プラグインなどが保存されているwp-contentディレクトリ内のデータを移行できます。
WordPress簡単引っ越しは、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズで利用できます。
実際の移行方法については、「ロリポップ!へWordPressを移行する方法|簡単引っ越しの手順を解説」で詳しく紹介しています。
無料独自SSLを利用できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、すべてのプランで無料の独自SSLが利用できます。
無料独自SSLには「Let’s Encrypt」のSSL証明書が採用されており、独自ドメインで運営するWebサイトをHTTPS化できます。
WordPressサイトでも追加料金をかけずに独自ドメインをSSL化できるため、サーバーを選ぶ際に別途SSL証明書の費用を用意する必要はありません。
バックアップ機能を利用できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、バックアップ機能が利用できます。
ハイスピードとエンタープライズでは、自動バックアップが無料で利用できます。
データの復元が必要になった場合は、ロリポップ!が保管しているバックアップデータの提供を受けることができます。
また、すべてのプランで「7世代バックアップ」を利用できますが、これは過去7回分のバックアップデータを保存し、必要なデータをダウンロードできる機能です。
7世代バックアップはエンタープライズでは無料ですが、それ以外のプランでは月額440円の有料オプションとなります。
そのため、ハイスピードでは無料の自動バックアップが利用できますが、自分で過去のバックアップデータを取り出したい場合は、7世代バックアップの利用も選択肢となります。
WAFでWebサイトへの攻撃対策ができる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、すべてのプランでWAF(Web Application Firewall)が利用できます。
WAFは、Webサイトへの攻撃を検知・ブロックし、不正アクセスによるサイトの改ざんや情報漏えいへの対策に利用できる機能です。
攻撃パターンの定義ファイルは自動で更新されるため、WordPressサイトのセキュリティ対策のひとつとして利用できます。
複数のWordPressサイトを運営できる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、1つの契約に複数の独自ドメインを設定できます。
WordPressを利用できるプランでは、ライトは独自ドメイン200個・MySQL 50個、スタンダードは独自ドメイン300個・MySQL 100個に対応しています。
ハイスピードとエンタープライズでは、独自ドメインとMySQLを無制限で利用できます。
そのため、1つのサーバー契約で複数のWordPressサイトを運営することが可能です。
LiteSpeedやキャッシュ機能で高速化を図れる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、サイトの表示速度向上に役立つ機能が利用できます。
ハイスピードとエンタープライズでは、WebサーバーにLiteSpeedを採用しており、WordPressではキャッシュプラグイン「LiteSpeed Cache」も利用できます。
また、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズでは、「ロリポップ!アクセラレータ」を利用できます。
これは、Webサイトの表示内容をキャッシュサーバーに一時的に保存し、同じサイトへのアクセス時にキャッシュサーバーから応答することで、表示の高速化を図る機能です。
なお、LiteSpeed Cacheとロリポップ!アクセラレータは併用できません。
参考:ロリポップ!「キャッシュ機能(ロリポップ!アクセラレータ)」
プランに応じてチャット・メール・電話で問い合わせできる
ロリポップ!レンタルサーバーでは、チャットやメールによるサポートが利用できます。
チャットサポートはすべてのプランに対応しており、メールサポートもすべてのプランで利用できます。
電話サポートは、スタンダード・ハイスピード・エンタープライズが対象ですが、ライトでは電話サポートが利用できないため、電話で相談したい場合はスタンダード以上を選ぶ必要があります。
また、メールの返信目安はエコノミー・ライト・スタンダードが48時間以内、ハイスピード・エンタープライズが24時間以内となっています。
複数の問い合わせ方法から選びたい場合は、プランごとのサポート内容も確認しておくとよいでしょう。
ロリポップ!レンタルサーバーはどのような人に向いている?
ロリポップ!レンタルサーバーは、料金を抑えてWordPressを始めたい方から、機能や容量を重視したい方まで、用途に応じてプランを選びたい場合に向いています。
特に、以下のような方は検討しやすいでしょう。
- できるだけ料金を抑えてWordPressを始めたい方
- WordPress簡単インストールや簡単引っ越しを利用したい方
- LiteSpeedを採用したハイスピードを利用したい方
- 条件を満たして独自ドメインを最大2個無料で利用したい方
- 契約前に10日間の無料お試しを利用したい方
料金を重視する場合は、WordPressを利用できるライトなら、36か月契約で月額330円です。
一方、ハイスピードは36か月契約なら月額660円で、LiteSpeedや無料の自動バックアップに対応しています。
条件を満たせば「ドメインずっと無料」も利用できるため、料金だけでなく機能も重視する場合はハイスピードを検討するとよいでしょう。
また、通常の申し込みでは10日間の無料お試しを利用できます。ただし、独自ドメインを同時取得して即時決済する場合は、無料お試しの対象外となります。
同じGMOペパボが提供するムームーサーバーとの違いについては、「ムームーサーバーとロリポップ!の違いを比較|料金・機能・選び方」で詳しく解説しています。
まとめ
ロリポップ!レンタルサーバーでは、ライト・スタンダード・ハイスピード・エンタープライズでWordPressが利用できます。
料金を重視する場合はライト、LiteSpeedや無料の自動バックアップ、独自ドメインの無料特典なども重視する場合はハイスピードを検討するとよいでしょう。
また、10日間の無料お試しが用意されているため、契約前に使い勝手を確認することもできます。
ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressを始める場合は、料金だけでなく、必要な機能や契約期間、独自ドメインの無料特典の適用条件なども確認して、自分に合ったプランを選びましょう。



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