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WordPress向けレンタルサーバーおすすめ10選|料金・機能を徹底比較

WordPress向けレンタルサーバーおすすめ10選の料金・機能比較を表したアイキャッチ画像 レンタルサーバー比較

WordPressでブログやWebサイトを始めるには、WordPressが利用できるレンタルサーバーを用意する必要があります。

ただし、レンタルサーバーによって料金やディスク容量、独自ドメインの無料特典、自動バックアップなどに違いがあるため、どれを選べばよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、WordPressが利用できるレンタルサーバー10社を比較します。

料金だけでなく、WordPressの始めやすさや独自ドメイン特典、バックアップ、サポートなども確認し、それぞれどのような方に向いているのかを紹介します。

レンタルサーバー選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

WordPress向けレンタルサーバーおすすめ10社を比較

今回比較するレンタルサーバーは、以下の10サービスです。

レンタルサーバー比較プラン料金(税込)ディスク容量独自ドメイン特典バックアップ無料お試し・無料特典等
エックスサーバースタンダード990円/月※36か月契約500GB最大2個永久無料※条件あり過去14日分10日間無料お試し
ConoHa WINGベーシック(WINGパック)968円/月※36か月契約500GB最大2個無料過去14日分―
スターレンタルサーバースタンダード550円/月※36か月契約700GB1個永久無料過去14日分10日間無料お試し
シンレンタルサーバーベーシック1,078円/月※36か月契約700GB1個永久無料過去14日分最大10日間無料お試し
ロリポップ!ハイスピード660円/月※36か月契約700GB最大2個ずっと無料※条件あり自動バックアップ10日間無料お試し
お名前.comレンタルサーバーベーシック891円/月※36か月払い1TB最大2個永久無料※条件あり過去14日分申込み月無料
さくらのレンタルサーバスタンダード500円/月※36か月一括300GB―バックアップ&ステージング14日間無料お試し
mixhostスタンダード初回858円/月・更新1,298円/月※3年契約無制限※1個初年度無料過去14日分30日間返金保証
wpX SpeedW12.2円/時・月額上限1,320円200GB―過去7日分―
ムームーサーバー1プラン1,430円/月600GB対象ドメインの取得・更新無料※条件あり1日1回ドメインとの同時契約で最初の2か月無料

※料金・仕様は2026年8月26日時点の各社公式情報をもとに作成しています。期間限定キャンペーンによる割引は、原則として表の料金には反映していません。

※長期契約の料金は、契約期間分を1か月あたりに換算した金額です。

※mixhostのディスク容量には公正利用ポリシーなどの条件があり、スタンダードのinode数は200,000です。

※お名前.comレンタルサーバーは、サービス維持調整費が加算される場合があります。

今回比較している10サービスは、いずれも初期費用0円で利用できます。

料金を抑えやすいサービスとしては、さくらのレンタルサーバやスターレンタルサーバー、ロリポップ!などがあります。

一方、エックスサーバーやConoHa WINGなどは、料金だけでなくWordPressの導入機能や独自ドメイン特典、バックアップなども含めて比較したいサービスです。

また、wpX Speedは1時間単位で料金が発生し、月額料金の上限が設定されています。ほかの長期契約型レンタルサーバーとは料金体系が異なるため、単純な月額料金だけでは比較しにくい点に注意してください。

レンタルサーバーを選ぶ際は、料金やディスク容量だけでなく、WordPressの始めやすさ、バックアップ、独自ドメイン特典、サポートなども含めて比較することが大事です。

WordPress向けレンタルサーバーおすすめ10選

ここからは、今回比較する10社の特徴を順番に紹介します。

おすすめ順は、料金だけでなく、WordPressの始めやすさ、バックアップ、独自ドメイン特典、サポート、契約条件などを総合して決めています。

1.エックスサーバー

エックスサーバーは、料金と機能、サポートのバランスを重視する方におすすめのレンタルサーバーです。

スタンダードは36か月契約で月額990円(税込)。NVMe SSDを500GB利用でき、WordPressの運営に役立つ機能も揃っています。

「WordPressクイックスタート」を利用すると、サーバーの申込みとあわせて、独自ドメインの取得・設定、WordPressのインストール、独自SSLの設定までまとめて行えます。

また、自動バックアップは過去14日分に対応。

条件を満たすと独自ドメインが最大2個永久無料になるほか、電話・メール・チャットによるサポートも用意されています。

10日間の無料お試しもありますが、WordPressクイックスタートを利用して申し込む場合は無料お試しの対象外となり、申込みと同時に料金が発生します。

エックスサーバーは、WordPressを始めやすい機能だけでなく、バックアップやサポートも含めてバランスよく選びたい方に向いています。

エックスサーバーの料金やWordPress関連機能については、「XserverでWordPressを始める方法|料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

2.ConoHa WING

ConoHa WINGは、WordPressを手軽に始めたい方におすすめのレンタルサーバーです。

長期利用向けの「WINGパック」では、ベーシックの36か月契約が月額換算968円(税込)。SSDは500GBで、独自ドメインが最大2個無料になる特典もあります。

「WordPressかんたんセットアップ」を利用すると、サーバーの申込みとあわせて独自ドメインの取得やWordPressのインストールなどをまとめて進められます。

また、Webサイト・メール・データベースは1日1回自動でバックアップされ、過去14日分が保存されます。

無料独自SSLやWAFも利用できるため、WordPressの運用に必要な機能が揃っています。

一方、WINGパックは契約期間分の料金を一括で支払う仕組みで、契約期間中の途中解約はできません。長期契約を選ぶ場合は、契約期間を確認してから申し込みましょう。

ConoHa WINGは、WordPressの導入をできるだけ簡単に進めたい方や、独自ドメイン特典・バックアップなどが揃ったサーバーを利用したい方に向いています。

参考:ConoHa WING「WINGパック」

ConoHa WINGの料金やWordPress関連機能については、「ConoHa WINGでWordPressを始める方法|料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

3.スターレンタルサーバー

スターレンタルサーバーは、料金と機能のバランスを重視したい方におすすめのレンタルサーバーです。

スタンダードは36か月契約で月額550円(税込)。NVMe SSDを700GB利用でき、マルチドメインとMySQLは無制限です。

WordPress簡単インストールやWordPress簡単移行が利用できるほか、スタンダード以上では過去14日分の自動バックアップにも対応しています。

また、スタンダードでは独自ドメインが1個永久無料になる特典があります。

10日間の無料お試しも用意されているため、契約前に管理画面などを確認できる点も特徴です。

36か月契約では月額550円と比較的低価格ながら、WordPress関連機能や自動バックアップ、独自ドメイン特典が揃っています。

スターレンタルサーバーは、月額料金を抑えながら、WordPressの運用に必要な機能も重視したい方に向いています。

スターレンタルサーバーの料金やWordPress関連機能については、「スターレンタルサーバーでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

4.シンレンタルサーバー

シンレンタルサーバーは、WordPress関連機能やサーバー容量を重視したい方におすすめのレンタルサーバーです。

ベーシックは36か月契約で月額1,078円(税込)。NVMe SSDを700GB利用でき、マルチドメインとMySQLは無制限です。

WordPress簡単インストールやWordPress簡単移行に加え、WordPressサイトコピーやWordPressリカバリーなどの機能も利用できます。

また、自動バックアップは過去14日分に対応しており、対象の独自ドメインが1個永久無料になる特典もあります。

最大10日間の無料お試しも用意されています。

料金はスターレンタルサーバーやロリポップ!などより高めですが、WordPress関連機能が充実している点が特徴です。

シンレンタルサーバーは、料金の安さだけでなく、WordPressの運用に役立つ機能やサーバー容量も重視したい方に向いています。

シンレンタルサーバーの料金やWordPress関連機能については、「シンレンタルサーバーでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

5.ロリポップ!

ロリポップ!は、料金を抑えながらWordPressを運営したい方におすすめのレンタルサーバーです。

ハイスピードは36か月契約で月額660円(税込)。SSDを700GB利用でき、MySQLと独自ドメインは無制限です。

WordPress簡単インストールやWordPress簡単引っ越しが利用できるほか、ハイスピードでは自動バックアップも無料で利用できます。

また、条件を満たすと独自ドメインが最大2個無料になる「ドメインずっと無料」の対象です。

10日間の無料お試しも用意されています。

月額660円と比較的低価格ながら、WordPressの導入・移行機能や自動バックアップ、独自ドメイン特典などが揃っている点が特徴です。

ロリポップ!は、月額料金を抑えながら、WordPress運用に必要な機能も確保したい方に向いています。

ロリポップ!の料金やWordPress関連機能については、「ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

6.お名前.comレンタルサーバー

お名前.comレンタルサーバーは、ディスク容量や独自ドメイン特典を重視したい方におすすめのレンタルサーバーです。

ベーシックは36か月払いで月額891円(税込)。SSDを1TB利用でき、マルチドメインやMySQLは無制限です。

WordPressかんたんインストールやWordPressかんたんお引越しが利用できるほか、本番環境とは別にWordPressを作成・編集できる「WordPressテスト環境」も用意されています。

また、Webサイト・メール・データベースは1日1回自動でバックアップされ、過去14日分が保存されます。

条件を満たすと独自ドメインも最大2個永久無料になります。

申込み月のサーバー料金は無料ですが、無料お試しではありません。

また、料金にはサービス維持調整費が加算される場合があるため、実際の支払額を確認してから申し込むことが大事です。

お名前.comレンタルサーバーは、大容量のサーバーを利用したい方や、独自ドメイン特典・WordPress関連機能を重視したい方に向いています。

お名前.comレンタルサーバーの料金やWordPress関連機能については、「お名前.comレンタルサーバーでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

7.さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバは、料金を抑えてWordPressを長期間運営したい方におすすめのレンタルサーバーです。

スタンダードは36か月一括で18,000円(税込)、月額換算500円。SSDを300GB利用できます。

コントロールパネルからWordPressをインストールできるほか、無料独自SSLにも対応しています。

また、「バックアップ&ステージング」が無料で利用でき、WordPressのファイルやデータベースをバックアップできます。

スケジュールを設定して定期的にバックアップを作成できるほか、本番サイトとは別のステージング環境を作成して、WordPressの更新や編集内容を事前に確認することも可能です。

14日間の無料お試しも用意されていますが、バックアップ&ステージングはお試し期間中には利用できません。

さくらのレンタルサーバは、月額料金を抑えたい方や、バックアップ・ステージング機能を利用しながらWordPressを運営したい方に向いています。

さくらのレンタルサーバの料金やWordPress関連機能については、「さくらのレンタルサーバでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

8.mixhost

mixhostは、WordPress向けの機能やサポートを重視したい方におすすめのレンタルサーバーです。

スタンダードは3年契約で、初回は月額858円(税込)、更新時は月額1,298円(税込)です。初回料金と更新料金が異なるため、長期間利用する場合は更新後の料金も確認しておきましょう。

WordPressクイックスタートやWordPressらくらく引っ越しが利用できるほか、WordPress Managerからインストールやバックアップ、復元などを行えます。

また、スタンダード以上では自動バックアップが1日1回実行され、過去14日分が保存されます。

対象の独自ドメインが1個初年度無料になる特典もあります。

30日間返金保証が用意されていますが、無料お試しではなく、返金対象外となる料金や条件もあります。

mixhostは、WordPress関連機能を重視したい方や、初回料金だけでなく更新料金も確認したうえで利用したい方に向いています。

mixhostの料金やWordPress関連機能については、「mixhostでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

9.wpX Speed

wpX Speedは、WordPress専用のサーバーを利用したい方におすすめです。

最も安いW1は2.2円/時(税込)で、月額上限は1,320円(税込)。SSDを200GB利用できます。ほかの多くのレンタルサーバーとは異なり、1時間単位で料金が発生する仕組みです。

WordPress簡単インストールやWordPress簡単移行が利用できるほか、無料独自SSLにも対応しています。

また、すべてのプランでWordPressの設置数が無制限です。

wpX Speedの特徴のひとつが「オートスケール」です。サーバーに一定の負荷がかかった場合、設定した範囲内で上位プランへ自動的に変更できます。アクセス集中などに備えたい場合に便利な機能です。

自動バックアップも全プランで利用でき、WordPressデータやMySQLデータベースなどが1日1回バックアップされ、過去7日分が保存されます。

一方、オートスケールや手動で上位プランへ変更すると料金も変わるため、毎月の支払額をできるだけ固定したい方は料金の仕組みを確認しておきましょう。

wpX Speedは、WordPress専用の環境を利用したい方や、アクセス数・サーバー負荷に応じて柔軟にプランを変更したい方に向いています。

wpX Speedの料金やWordPress関連機能については、「wpX Speedの料金は?W1~W7の違い・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

10.ムームーサーバー

ムームーサーバーは、ムームードメインとあわせてサーバーや独自ドメインを管理したい方におすすめです。

料金プランは1つで、月額1,430円(税込)。SSDを600GB利用でき、WordPress簡単インストールや無料独自SSL、自動バックアップなどに対応しています。

また、対象の独自ドメインとムームーサーバーを同時に契約すると、ドメインの取得費用と更新費用が無料になります。

サーバー料金も最初の2か月が無料になるため、ムームードメインで独自ドメインを取得する予定の方は利用しやすいサービスです。

一方、ドメインとの同時契約で2か月無料になる場合は、無料期間を含めて5か月間が最低利用期間となります。短期間だけ利用したい場合は注意が必要です。

ムームーサーバーは、ムームードメインで取得した独自ドメインとレンタルサーバーをまとめて管理したい方に向いています。

ムームーサーバーの料金やWordPress関連機能については、「ムームーサーバーでWordPressはどう?料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。

WordPress向けレンタルサーバーの料金・契約条件を比較

レンタルサーバーの料金を比較するときは、表示されている月額料金だけでなく、契約期間や支払い方法、更新時の料金なども確認することが大事です。

ここでは、今回紹介している10サービスの料金と主な契約条件を比較します。

月額料金

各サービスの代表プランの料金は、以下のとおりです。

レンタルサーバー比較プラン料金(税込)
エックスサーバースタンダード990円/月※36か月契約
ConoHa WINGベーシック(WINGパック)968円/月※36か月契約
スターレンタルサーバースタンダード550円/月※36か月契約
シンレンタルサーバーベーシック1,078円/月※36か月契約
ロリポップ!ハイスピード660円/月※36か月契約
お名前.comレンタルサーバーベーシック891円/月※36か月払い
さくらのレンタルサーバスタンダード500円/月※36か月一括
mixhostスタンダード初回858円/月・更新1,298円/月※3年契約
wpX SpeedW12.2円/時・月額上限1,320円
ムームーサーバー1プラン1,430円/月

※期間限定キャンペーンによる割引は、原則として反映していません。

※長期契約の料金は、契約期間分を1か月あたりに換算しています。

※お名前.comレンタルサーバーは、サービス維持調整費が加算される場合があります。

長期契約時の月額換算額で比較すると、さくらのレンタルサーバは500円、スターレンタルサーバーは550円、ロリポップ!は660円となっており、料金を抑えやすいサービスです。

一方、エックスサーバーやConoHa WINGなども月額1,000円前後で利用できるため、料金だけでなく、WordPress関連機能や独自ドメイン特典、バックアップ、サポートなどを含めて比較するとよいでしょう。

また、mixhostは初回契約時と更新時で料金が異なります。長期間利用する場合は、初回の月額858円だけでなく、更新後の月額1,298円も確認しておくことが大事です。

wpX Speedは長期契約型ではなく、1時間単位で料金が発生し、W1では月額1,320円が上限です。そのため、ほかのサービスとは料金体系が大きく異なります。

初期費用・無料期間

今回比較している10サービスは、いずれも初期費用0円です。

そのため、初期費用よりも無料お試しや無料期間の有無を比較するとよいでしょう。

レンタルサーバー初期費用無料お試し・無料特典等
エックスサーバー0円10日間無料お試し
ConoHa WING0円―
スターレンタルサーバー0円10日間無料お試し
シンレンタルサーバー0円最大10日間無料お試し
ロリポップ!0円10日間無料お試し
お名前.comレンタルサーバー0円申込み月無料
さくらのレンタルサーバ0円14日間無料お試し
mixhost0円30日間返金保証
wpX Speed0円―
ムームーサーバー0円ドメインとの同時契約で最初の2か月無料

エックスサーバー、スターレンタルサーバー、シンレンタルサーバー、ロリポップ!、さくらのレンタルサーバには無料お試しがあり、料金を支払う前に管理画面などを確認できます。

一方、お名前.comレンタルサーバーの申込み月無料や、ムームーサーバーの条件付き2か月無料は、無料お試しとは仕組みが異なります。

mixhostも無料お試しではなく、初回申込みから30日以内に条件を満たして解約した場合に利用できる返金保証です。

無料で利用できる期間があるかだけでなく、申込み時に料金が発生するか、解約や返金に条件があるかどうかも確認しておきましょう。

契約期間・最低利用期間

レンタルサーバーによって、選べる契約期間や最低利用期間は異なります。

各サービスの主な契約期間と最低利用期間を比較すると、以下のようになります。

レンタルサーバー主な契約期間・支払い期間最低利用期間など
エックスサーバー3・6・12・24・36か月新規契約は3か月から
ConoHa WING(WINGパック)3・6・12・24・36か月契約期間分を一括前払い
スターレンタルサーバー3・6・12・24・36か月契約期間分を一括前払い
シンレンタルサーバー3・6・12・24・36か月契約期間分を一括前払い
ロリポップ!1・3・6・12・24・36か月1か月から選択可能
お名前.comレンタルサーバー1・6・12・24・36か月払い最低利用期間なし
さくらのレンタルサーバ毎月払い・12・24・36か月一括スタンダードは毎月払いも選択可能
mixhost3・6か月・1・2・3年契約期間分を一括前払い
wpX Speed時間課金最低利用期間なし
ムームーサーバー月額制ドメインとの同時契約では5か月間が最低利用期間

長期契約型のレンタルサーバーは、契約期間を長くするほど1か月あたりの料金が安くなる傾向があります。

ただし、契約期間分をまとめて支払うサービスも多いため、月額換算額だけでなく申込み時に必要な金額も確認しておきましょう。

一方、ロリポップ!は1か月から契約でき、さくらのレンタルサーバのスタンダードでは毎月払いも選択できます。

wpX Speedには最低利用期間がなく、1時間単位で利用できます。長期契約を避けたい方にとっては選択肢のひとつです。

ムームーサーバーは、ドメインと同時に契約すると最初の2か月が無料になりますが、無料期間を含めて5か月間が最低利用期間となります。この期間中は原則として解約や自動更新設定の変更ができないため、申込み前に確認しておきましょう。

更新料金・特典条件

レンタルサーバーを長期間利用する場合は、契約時の料金だけでなく、更新時の料金や独自ドメイン特典の適用条件も確認しておきましょう。

特に注意したいのが、初回料金と更新料金が異なるサービスです。

mixhostのスタンダードは3年契約の場合、初回は月額858円(税込)ですが、更新時は月額1,298円(税込)になります。初回料金だけで比較すると、更新後の負担を見落とす可能性があります。

また、独自ドメインが無料になるサービスでも、適用条件はそれぞれ異なります。

たとえば、エックスサーバーのスタンダードでは、新規契約の場合、12か月契約で1個、24か月以上の契約で2個の独自ドメインが無料になります。あわせて自動更新設定を有効にする必要があります。

ロリポップ!の「ドメインずっと無料」も、ハイスピードまたはエンタープライズを12か月以上契約し、12か月以上の自動更新を設定することなどが条件です。

ConoHa WINGでは、WINGパックの契約中に独自ドメインが最大2個無料になります。

一方、mixhostのスタンダード以上で利用できる無料ドメイン特典は初年度のみで、更新時は通常のドメイン更新料金がかかります。

このように、「独自ドメイン無料」と記載されていても、無料になる期間や契約条件は同じではありません。

レンタルサーバーを比較するときは、月額料金だけでなく、更新料金や特典を継続するための条件まで確認しておくことが大事です。

参考:エックスサーバー「独自ドメイン永久無料特典」

参考:ロリポップ!「ドメインずっと無料の更新について」

参考:mixhost「レンタルサーバー」

WordPress運用に役立つ機能を比較

レンタルサーバーを選ぶときは、料金やディスク容量だけでなく、WordPressの導入や移行、バックアップなどの機能も確認しておきたいところです。

ここでは、WordPressサイトを始めるときや運営を続けるうえで役立つ主な機能を比較します。

WordPressの簡単インストール・セットアップ

今回比較している10サービスでは、いずれもWordPressを簡単にインストールするための機能が用意されています。

ただし、サーバーの申込みと同時にWordPressまでセットアップできるサービスと、契約後に管理画面からインストールするサービスがあります。

各サービスの主なWordPress導入機能を比較すると、以下のとおりです。

サーバー主なWordPress導入機能特徴
エックスサーバーWordPressクイックスタート・WordPress簡単インストール申込みと同時のセットアップにも対応
ConoHa WINGWordPressかんたんセットアップWINGパックの申込み時にドメイン取得・SSL設定・WordPressインストールなどをまとめて設定可能
スターレンタルサーバーWordPress簡単インストールサーバーパネルからWordPressを簡単にインストール可能
シンレンタルサーバーWordPressクイックスタート・WordPress簡単インストール申込みと同時のセットアップにも対応
ロリポップ!WordPress同時インストール・WordPress簡単インストール申込み時または契約後にWordPressを導入可能
お名前.comレンタルサーバーWordPressかんたんインストールコントロールパネルからWordPressを簡単にインストール可能
さくらのレンタルサーバクイックインストールコントロールパネルからWordPressをインストール可能
mixhostWordPressクイックスタート申込みと同時にWordPressサイトを作成可能
wpX SpeedWordPress簡単インストール管理パネルからWordPressを簡単にインストール可能
ムームーサーバーWordPress簡単インストールファイルの配置や各種設定の手間を抑えて導入可能

サーバーの契約から独自ドメインやSSLの設定、WordPressのインストールまでまとめて進められるサービスなら、WordPressを導入する手間を抑えられます。

エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」やConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ」、シンレンタルサーバーの「WordPressクイックスタート」などは、申込み時にWordPressの導入まで進められるのが特徴です。

ロリポップ!やmixhostも、サーバーの申込みとあわせてWordPressを設置できます。

一方、契約後にWordPressサイトを追加したい場合でも、各社の簡単インストール機能を使えば、WordPress本体を手動でダウンロードしてサーバーへアップロードする必要は基本的にありません。

そのため、WordPressをインストールできるかどうかよりも、申込み時にどこまでまとめて設定できるかを比較すると違いが分かりやすいでしょう。

参考:エックスサーバー「WordPress運営に強いレンタルサーバー」

参考:ConoHa WING「WordPressかんたんセットアップ」

WordPressの移行機能

すでにWordPressサイトを運営している場合は、他社サーバーから移行するための機能も確認しておきましょう。

移行機能があれば、WordPressのファイルやデータベースを手作業で移す手間を減らせます。

各サービスの主なWordPress移行機能は、以下のとおりです。

サーバー主な移行機能特徴
エックスサーバーWordPress簡単移行必要な情報を入力して他社サーバーから移行可能
ConoHa WINGWordPressかんたん移行本番移行前にテスト移行が可能
スターレンタルサーバーWordPress簡単移行必要な情報を入力して他社サーバーから移行可能
シンレンタルサーバーWordPress簡単移行必要な情報を入力して他社サーバーから移行可能
ロリポップ!WordPress簡単引っ越し他社サーバーのWordPressサイトを移行可能
お名前.comレンタルサーバーかんたんお引越しコントロールパネルからWordPressサイトを移行可能
さくらのレンタルサーババックアップ&ステージング(SnapUp)WordPressのデータとデータベースをまとめて移行可能
mixhostWordPressらくらく引っ越しWordPressのログイン情報を使って移行可能
wpX SpeedWordPress簡単移行必要な情報を入力して他社サーバーから移行可能
ムームーサーバー―WordPress移行専用機能の案内は公式サイトで確認できず

エックスサーバー、スターレンタルサーバー、シンレンタルサーバー、wpX Speedでは、「WordPress簡単移行」が利用できます。

移行元のURLやWordPressのログイン情報などを入力することで、他社サーバーで運営しているWordPressを移行できます。

ConoHa WINGの「WordPressかんたん移行」では、本番環境へ移行する前にテストサイトを作成して動作を確認できます。移行後の表示や動作を事前に確認したい場合に便利な機能です。

さくらのレンタルサーバでは、「バックアップ&ステージング」のSnapUpを利用して、他社サーバーからWordPressを移行できます。WordPressのデータとデータベースをまとめて移行できるのが特徴です。

mixhostの「WordPressらくらく引っ越し」は、移行元サイトのログインURL・ユーザー名・パスワードを使って移行する機能です。新規契約時に移行を開始することもできます。

移行機能には利用条件があり、WordPressの構成やバージョン、使用しているプラグインなどによっては利用できない場合があります。

そのため、現在運営しているWordPressサイトを移行する場合は、契約前に移行機能の対応条件も確認しておくとよいでしょう。

参考:ConoHa WING「WordPressかんたん移行」

参考:さくらのレンタルサーバ「他社からWordPressコンテンツを移転したい(バックアップ&ステージング利用)」

独自ドメインの無料特典

レンタルサーバーによっては、契約中の独自ドメインの取得費用や更新費用が無料になる特典があります。

ただし、無料になるドメインの数や期間、適用条件はサービスによって異なります。

各サービスの主な独自ドメイン特典を比較すると、以下のとおりです。

サーバー独自ドメインの無料特典主な条件・特徴
エックスサーバー最大2個永久無料スタンダードは契約期間などの条件あり
ConoHa WING最大2個無料WINGパック契約中は取得・更新費用が無料
スターレンタルサーバー1個永久無料スタンダードが対象
シンレンタルサーバー1個永久無料ベーシックを含む通常プランが対象
ロリポップ!最大2個ずっと無料ハイスピード・エンタープライズが対象。12か月以上の契約など条件あり
お名前.comレンタルサーバー最大2個永久無料対象ドメインなどの条件あり
さくらのレンタルサーバ―独自ドメインは別途取得・更新費用が必要
mixhost1個初年度無料スタンダード以上が対象
wpX Speed―通常の独自ドメイン無料特典なし
ムームーサーバー対象ドメインがずっと無料ドメインとの同時契約などの条件あり

エックスサーバー、ConoHa WING、スターレンタルサーバー、シンレンタルサーバー、ロリポップ!、お名前.comレンタルサーバー、ムームーサーバーでは、条件を満たすことでサーバー契約中のドメイン更新費用も無料になります。

一方、mixhostの無料特典は初年度のみで、2年目以降は更新料金がかかります。

さくらのレンタルサーバでは独自ドメインの取得・更新費用が別途必要です。

独自ドメインを長期間利用する場合は、サーバー料金だけでなく、ドメインの更新費用を含めた負担も比較しておくとよいでしょう。

参考:ロリポップ!「ドメインずっと無料」

参考:ムームードメイン「ドメインずっと無料」

自動バックアップ

WordPressを運営していると、操作ミスや不具合などによってデータを失う可能性があります。

そのため、レンタルサーバーを比較するときは、自動バックアップの有無や保存期間も確認しておきたいポイントです。

各サービスの主なバックアップ機能を比較すると、以下のとおりです。

サーバー主なバックアップ機能保存期間・世代など
エックスサーバー自動バックアップ過去14日分
ConoHa WING自動バックアップ過去14日分
スターレンタルサーバー自動バックアップ過去14日分※スタンダード・ビジネス
シンレンタルサーバー自動バックアップ過去14日分
ロリポップ!自動バックアップハイスピード・エンタープライズで利用可能
お名前.comレンタルサーバー自動バックアップ過去14日分
さくらのレンタルサーババックアップ&ステージング最大8世代・スケジュール設定可能
mixhost自動バックアップ過去14日分※ライトを除く
wpX Speed自動バックアップ過去7日分
ムームーサーバー自動バックアップ1日1回

エックスサーバー、ConoHa WING、スターレンタルサーバー、シンレンタルサーバー、お名前.comレンタルサーバー、mixhostでは、過去14日分のバックアップを利用できます。

スターレンタルサーバーはスタンダード・ビジネス、mixhostはスタンダード以上が対象です。

wpX Speedも1日1回自動でバックアップされますが、保存されるのは過去7日分です。

さくらのレンタルサーバでは「バックアップ&ステージング」が利用でき、最大8世代のバックアップを保存できます。毎日・毎週などのスケジュールを設定してバックアップすることも可能です。

ロリポップ!のハイスピード・エンタープライズでは自動バックアップが利用できます。ただし、「7世代バックアップ」は別の機能で、エンタープライズでは無料、その他の対象プランでは有料オプションです。

ムームーサーバーでは、1日1回の自動バックアップが行われ、必要な場合はバックアップデータを取得できます。

バックアップの保存期間や復元方法はサービスによって異なるため、自動バックアップの有無だけでなく、どのくらいの期間保存されるか、必要なときに自分で復元できるかまで確認しておくとよいでしょう。

参考:エックスサーバー「自動バックアップ」

参考:ConoHa WING「自動バックアップ」

無料独自SSL・WAF

WordPressサイトを安全に運営するためには、SSLやWAFなどのセキュリティ機能も確認しておきましょう。

無料独自SSLは、Webサイトと閲覧者の間で送受信されるデータを暗号化するための機能です。

今回比較している10サービスでは、いずれも無料独自SSLが利用できます。

また、多くのサービスでは、Webアプリケーションへの攻撃を検知・防御するWAFも利用できます。

各サービスの対応状況を比較すると、以下のとおりです。

サーバー無料独自SSLWAF
エックスサーバー○○
ConoHa WING○○
スターレンタルサーバー○○
シンレンタルサーバー○○
ロリポップ!○○
お名前.comレンタルサーバー○○
さくらのレンタルサーバ○○
mixhost○○
wpX Speed○○
ムームーサーバー○―※

※ムームーサーバーについては、公式サイトで無料独自SSLの提供は確認できますが、WAFについて明確な案内は確認できませんでした。

無料独自SSLについては10サービスすべてが対応しているため、今回の比較では大きな差はありません。

WAFは、WordPressなどのWebアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を検知・防御するための機能です。エックスサーバーやConoHa WINGなどでは、管理画面からWAFの設定ができます。

ただし、WAFだけですべての不正アクセスを防げるわけではありません。WordPress本体やテーマ、プラグインを最新の状態に保つなど、基本的なセキュリティ対策も必要です。

そのため、レンタルサーバーを比較するときは、無料独自SSLの有無だけでなく、WAFなどのセキュリティ機能もあわせて確認するとよいでしょう。

複数のWordPressサイトの運営

複数のWordPressサイトを運営する場合は、マルチドメインやデータベースの利用可能数も確認しておきましょう。

WordPressは基本的にサイトごとにデータベースを使用するため、複数サイトを運営する場合は、設定できるドメイン数だけでなくデータベース数も重要です。

各サービスの主な対応状況を比較すると、以下のとおりです。

サーバーマルチドメインデータベース主な特徴
エックスサーバー無制限無制限複数サイトを1契約で運営可能
ConoHa WING無制限無制限複数サイトを1契約で運営可能
スターレンタルサーバー無制限無制限スタンダードではどちらも無制限
シンレンタルサーバー無制限無制限ベーシックではどちらも無制限
ロリポップ!無制限無制限ハイスピードではどちらも無制限
お名前.comレンタルサーバー無制限無制限複数サイトを1契約で運営可能
さくらのレンタルサーバ最大200サイト―スタンダードでは最大200サイトを運営可能
mixhost無制限無制限スタンダードのinode数は200,000
wpX Speed無制限無制限WordPress設置数も無制限
ムームーサーバー無制限無制限マルチドメイン機能で複数サイトを運営可能

今回比較しているプランでは、多くのサービスでマルチドメインとデータベースが無制限となっており、1契約で複数のWordPressサイトを運営できます。

さくらのレンタルサーバのスタンダードでは、最大200サイトを運営できます。

また、wpX SpeedはすべてのプランでWordPressの設置数が無制限です。

ただし、「無制限」と記載されていても、実際に運営できるサイト数に制限がないという意味ではありません。ディスク容量やCPU・メモリなどのサーバーリソースによって、安定して運営できるサイト数は変わります。

mixhostのスタンダードもドメイン数とデータベース数は無制限ですが、保存できるファイルとディレクトリの合計を示すinode数は200,000です。

複数のWordPressサイトを運営する予定がある場合は、マルチドメインやデータベースの上限だけでなく、ディスク容量やリソースなどもあわせて比較するとよいでしょう。

参考:wpX Speed「機能一覧」

参考:ムームーサーバー

サポート体制

レンタルサーバーの設定方法やトラブルについて自分で解決できない場合に備えて、サポートの問い合わせ方法も確認しておきましょう。

各サービスの主なサポート体制を比較すると、以下のとおりです。

サーバー主な問い合わせ方法主な特徴
エックスサーバー電話・メール・チャット電話・チャットは平日10:00~18:00、メールは24時間365日受付
ConoHa WING電話・メール・チャット電話・チャットは平日10:00~18:00、メールは24時間受付
スターレンタルサーバーメール電話サポートなし。ユーザーコミュニティも利用可能
シンレンタルサーバー電話・メール・AIチャット電話は平日10:00~18:00、AIチャットは24時間利用可能
ロリポップ!電話・メール・チャット・AIチャットハイスピードでは電話サポートも利用可能
お名前.comレンタルサーバー電話・メール電話サポートは24時間365日対応
さくらのレンタルサーバメール・チャット・電話電話はコールバック予約方式
mixhostメール・チャットボットWordPressに関する問い合わせにも対応
wpX Speed電話・メール・AIチャット電話は平日10:00~18:00、AIチャットは24時間利用可能
ムームーサーバーメール・チャット・AIチャット電話サポートなし

エックスサーバーやConoHa WINGなどは、電話・メール・チャットと複数の問い合わせ方法が用意されています。問い合わせ内容や急ぎ具合に応じて、窓口を使い分けられるのが特徴です。

お名前.comレンタルサーバーでは、24時間365日の電話サポートが利用できます。平日の日中に問い合わせることが難しい場合にも利用しやすいサポート体制です。

一方、スターレンタルサーバーでは電話サポートを提供しておらず、メールでの問い合わせが基本となります。

ムームーサーバーも電話サポートには対応していませんが、メールやチャットが利用できます。

また、さくらのレンタルサーバでは、メールやチャットに加えて、希望する時間帯にスタッフから電話を受けるコールバック予約が利用できます。

サポートを重視する場合は、問い合わせ方法の数だけでなく、自分が利用したい時間帯に対応しているか、電話で直接相談できるかなども確認して選ぶとよいでしょう。

参考:スターレンタルサーバー「どこまでサポートして貰えますか?」

参考:お名前.comレンタルサーバー

WordPress向けレンタルサーバーを目的別に比較

レンタルサーバーは、料金や機能だけを見ても、どれを選べばよいか判断しにくい場合があります。

ここでは、WordPressの始めやすさや料金、契約期間などをもとに、目的別におすすめのレンタルサーバーを紹介します。

初めてWordPressを始める方

初めてWordPressを始める方には、エックスサーバーがおすすめです。

「WordPressクイックスタート」が利用でき、サーバーの申込みとあわせて、独自ドメインの取得・設定、WordPressのインストール、独自SSLの設定までまとめて進められます。

また、電話・メール・チャットによるサポートが用意されているため、WordPressを始めたあとにサーバーの設定などで分からないことがあった場合も問い合わせができます。

ただし、WordPressクイックスタートを利用すると10日間の無料お試しは利用できず、申込みと同時に料金が発生します。

WordPressの導入に必要な設定をできるだけまとめて済ませたい方は、エックスサーバーを検討するとよいでしょう。

ConoHa WINGにも「WordPressかんたんセットアップ」があり、サーバーの申込みから独自ドメインの取得・設定、WordPressのインストール、SSLの設定まで一連の流れで進められますので、WordPressを手軽に始めたい場合の選択肢のひとつです。

料金を抑えたい方

料金を抑えてWordPressを運営したい方は、さくらのレンタルサーバやスターレンタルサーバーが候補になります。

さくらのレンタルサーバのスタンダードは、36か月一括払いなら月額換算500円で利用できます。WordPressに対応しているほか、無料独自SSLやバックアップ&ステージングなどの機能も利用できます。

一方、スターレンタルサーバーのスタンダードは、36か月契約で月額550円です。NVMe SSD 700GBに加えて、自動バックアップや独自ドメイン1個の永久無料特典なども用意されています。

そのため、月額料金をできるだけ抑えたい場合はさくらのレンタルサーバ、料金を抑えながら容量や独自ドメイン特典なども重視したい場合はスターレンタルサーバーを検討するとよいでしょう。

なお、どちらも長期契約ほど1か月あたりの料金が安くなるため、短期間の契約では料金が異なります。契約期間も含めて比較することが大事です。

長期間利用したい方

長期間WordPressを運営する予定がある方には、エックスサーバーやConoHa WINGが候補になります。

エックスサーバーのスタンダードは、36か月契約なら通常料金で月額990円です。また、契約期間などの条件を満たすと独自ドメインが最大2個永久無料になるため、サーバーを利用している間のドメイン更新費用も抑えられます。

ConoHa WINGのベーシックは、WINGパックの36か月契約なら月額968円です。WINGパックの契約中は独自ドメインが最大2個無料になるため、長期間利用する場合はドメインを含めた費用を抑えやすくなります。

ただし、ConoHa WINGのWINGパックは契約期間分を一括で支払い、契約期間中の途中解約はできません。

そのため、長期間利用することが決まっていて、料金や独自ドメイン特典を重視する場合は、エックスサーバーやConoHa WINGを比較するとよいでしょう。

契約期間に縛られたくない方

長期契約を避けて柔軟に利用したい方には、wpX Speedがおすすめです。

wpX Speedは契約期間を決めて料金を前払いする方式ではなく、1時間単位の時間課金を採用しています。最短利用期間もなく、W1なら2.2円/時、月額上限1,320円で利用できます。

そのため、3か月や12か月などの契約期間をあらかじめ決めずにWordPressを運営したい場合に向いています。

また、お名前.comレンタルサーバーのベーシックも1か月払いが選択でき、申込み翌月以降の最低利用期間はありません。ただし、申込み月の無料期間中は解約できない点に注意が必要です。

契約期間の柔軟さを特に重視する場合は、時間単位で利用できるwpX Speedを検討するとよいでしょう。

参考:wpX Speed「料金」

複数のWordPressサイトを運営したい方

複数のWordPressサイトを運営したい方には、スターレンタルサーバーやシンレンタルサーバーが候補になります。

スターレンタルサーバーのスタンダードは、マルチドメインとMySQLが無制限で、NVMe SSD 700GBが利用できます。36か月契約なら月額550円のため、複数サイトを比較的低料金で運営したい場合にも選びやすいプランです。

シンレンタルサーバーのベーシックも、マルチドメインとMySQLが無制限で、NVMe SSD 700GBが利用できます。WordPress簡単インストールや簡単移行などにも対応しているため、複数のWordPressサイトを管理したい場合の選択肢になります。

ただし、マルチドメインやデータベースが無制限でも、実際に運営できるサイト数が無制限になるわけではありません。サイト数やアクセス数が増えるほどサーバーのリソースを使用するため、必要に応じて上位プランへの変更も検討しましょう。

料金を抑えながら複数サイトを運営したい場合はスターレンタルサーバー、WordPress関連の機能も重視する場合はシンレンタルサーバーを比較するとよいでしょう。

WordPress専用サーバーを利用したい方

WordPress専用の環境を利用したい方には、wpX Speedがおすすめです。

wpX Speedは、WordPress専用に最適化されたクラウド型レンタルサーバーです。アカウントごとにCPUやメモリなどのリソースが確保されているほか、アクセス負荷に応じて上位プランへ自動的に変更する「オートスケール」も利用できます。

料金は時間課金制で、W1の場合は2.2円/時、月額上限1,320円です。WordPressの設置数は全プランで無制限となっています。

そのため、WordPress専用の環境を利用したい方や、アクセス状況に応じてサーバーリソースを柔軟に変更したい方は、wpX Speedを検討するとよいでしょう。

参考:wpX Speed

WordPress向けレンタルサーバーを選ぶときのポイント

WordPress向けレンタルサーバーを選ぶときは、料金だけで判断せず、利用目的に合った機能や契約条件まで確認することが大事です。

特に、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 月額料金や更新料金
  • WordPressのインストール・移行機能
  • ディスク容量や複数サイトへの対応
  • 独自ドメインの無料特典
  • 自動バックアップやセキュリティ機能
  • 契約期間や最低利用期間
  • サポート体制

月額料金が安くても、更新時に料金が上がったり、独自ドメインの更新費用が別途必要になったりする場合があります。そのため、契約時の料金だけでなく、継続して利用した場合の費用も確認しておきましょう。

また、WordPressのインストールや移行を簡単に行える機能があると、サイトを新しく作成するときや他社サーバーから移行するときの手間を抑えられます。

複数のWordPressサイトを運営する予定がある場合は、ディスク容量だけでなく、マルチドメインやデータベースの上限も確認が必要です。

バックアップやWAFなどの機能、問い合わせ方法もサービスによって異なります。トラブルが発生した場合も考えて、必要な機能やサポートが用意されているか確認しておくとよいでしょう。

どの項目を重視するかは、WordPressサイトの運営目的や予算によって異なります。料金・機能・契約条件をまとめて比較し、自分に合ったレンタルサーバーを選びましょう。

レンタルサーバーを選ぶポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

WordPress初心者向けレンタルサーバーの選び方|確認したい8つのポイント

WordPress向けレンタルサーバーに関するよくある質問

ここでは、WordPress向けレンタルサーバーを選ぶ際によくある疑問について解説します。

WordPressは無料のレンタルサーバーでも利用できる?

無料のレンタルサーバーでも、WordPressを利用できるサービスはあります。

ただし、ディスク容量やサーバー機能に制限があったり、広告が表示されたりする場合があります。また、サポートやバックアップなどの機能が有料サービスより限られていることもあります。

そのため、WordPressの操作を試してみたい場合などには選択肢になりますが、ブログやWebサイトを継続して運営する場合は、有料のレンタルサーバーを利用したほうが機能や運用面で選択肢が広がります。

無料で利用できるサービスの違いについては、「WordPress対応の無料レンタルサーバーおすすめ3選|広告なし・独自ドメイン対応も比較」で詳しく紹介しています。

なお、WordPress自体は無料で利用できますが、一般的にWebサイトを公開するにはレンタルサーバーや独自ドメインなどが必要です。

WordPressとレンタルサーバーの関係については、以下の記事で詳しく解説しています。

WordPressにレンタルサーバーは必要?ドメインとの関係も解説

WordPress専用サーバーを選んだほうがよい?

WordPress専用サーバーを必ずしも選ぶ必要はありません。

今回比較している一般的なレンタルサーバーでも、WordPressの簡単インストールや自動バックアップ、無料独自SSL、WAFなど、WordPress運営に役立つ機能が用意されています。

そのため、一般的なブログやWebサイトを運営する場合は、WordPress専用かどうかだけで判断するのではなく、料金や容量、バックアップ、サポートなどを含めて比較するとよいでしょう。

一方、WordPressに特化した環境や、アクセス状況に応じてサーバーリソースを柔軟に変更できる仕組みを重視する場合は、wpX SpeedのようなWordPress専用サーバーも選択肢になります。

WordPress専用であることを優先するのではなく、自分のサイト運営に必要な機能や料金体系に合っているかを確認して選ぶことが大事です。

どの料金プランを選べばよい?

一般的なWordPressブログやWebサイトを始める場合は、各社の標準的なプランから検討するとよいでしょう。

今回の比較でも、エックスサーバーのスタンダード、ConoHa WINGのベーシック、スターレンタルサーバーのスタンダードなど、個人サイトでも利用しやすいプランを基準にしています。

上位プランは、ディスク容量やCPU・メモリなどのリソースが増える一方、料金も高くなります。そのため、アクセス数がまだ少ない段階で必要以上に上位プランを選ぶ必要はありません。

複数サイトを運営する予定がある場合や、アクセス数の増加が見込まれる場合は、容量やサーバーリソース、上位プランへの変更方法も確認しておきましょう。

迷った場合は、必要な機能を満たす標準的なプランから始め、サイトの規模に応じて上位プランへの変更を検討する、という考え方がおすすめです。

契約後に料金プランを変更できる?

契約後に料金プランを変更できるレンタルサーバーは多くあります。

ただし、上位プランと下位プランで変更できるタイミングが異なったり、変更時に差額の支払いが必要になったりする場合があります。

たとえば、エックスサーバーでは上位プランへの変更はいつでも申請でき、変更後のプランは即時適用されます。一方、下位プランへの変更は申請できる期間が決められています。

ConoHa WINGやwpX Speedも契約後のプラン変更に対応していますが、変更先のプランや利用状況によって条件があります。

そのため、将来的にサイト数やアクセス数が増える可能性がある場合は、契約前に上位プランへ変更できるかだけでなく、変更方法や料金も確認しておくとよいでしょう。

まとめ

WordPress向けレンタルサーバーは、料金だけでなく、WordPressの始めやすさや独自ドメイン特典、自動バックアップ、サポート体制などを含めて比較することが大事です。

今回比較した10サービスは、それぞれ料金や機能、契約条件に違いがあります。そのため、何を重視するかによって適したレンタルサーバーも変わります。

どれを選べばよいか迷っている場合は、まず以下の3社から比較するとよいでしょう。

料金をできるだけ抑えたい場合や、契約期間に縛られたくない場合、複数のWordPressサイトを運営したい場合などは、ほかのサービスも含めて比較してみてください。

月額料金だけで決めるのではなく、利用する期間や必要な機能、将来的なサイト運営も考えながら、自分に合ったレンタルサーバーを選びましょう。

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