ConoHa WINGでは無料独自SSLを利用できますが、設定しても「設定中」のまま変わらなかったり、WordPressの「SSL有効化」ボタンを押せなかったりすることがあります。
無料独自SSLを設定できない場合は、ネームサーバーやDNSの反映状況、Aレコードの設定などを確認する必要があります。
また、ConoHa WINGの無料独自SSLとWordPressの「かんたんSSL化」は別の設定です。無料独自SSLが有効になっていないと、WordPress側のSSL化を進められない場合があります。
この記事では、ConoHa WINGで無料独自SSLを設定できない場合の原因と対処法を解説します。「設定中」のまま進まない場合や、SSL有効化できない場合についても紹介します。
ConoHa WINGで無料独自SSLを設定できない場合の確認ポイント
ConoHa WINGで無料独自SSLを設定できない場合は、まずドメインのネームサーバーやDNS設定を確認しましょう。
無料独自SSLを利用するには、ドメインがConoHa WINGのサーバーを正しく参照している必要があります。
また、オプション独自SSLを利用している場合や、短期間に無料独自SSLの設定を繰り返している場合も、設定できないことがあります。
ここでは、無料独自SSLを設定できない場合に確認したい主なポイントを紹介します。
ネームサーバーやDNSの反映が完了していない
ドメインのネームサーバーを変更した直後などは、DNS情報の反映が完了しておらず、無料独自SSLを設定できないことがあります。
ConoHaでは、ネームサーバーの変更内容がインターネット上に反映されるまで、最大24~72時間かかる場合があると案内しています。
特に、独自ドメインを取得した直後やネームサーバーを変更した直後にエラーが表示された場合は、設定に問題がなくてもDNSの反映待ちである可能性があります。
この場合は、ネームサーバーの設定を確認したうえで、しばらく時間を置いてから無料独自SSLを再度設定してみましょう。
外部DNSのAレコードが正しく設定されていない
ConoHa以外のDNSを利用している場合は、Aレコードの設定も確認する必要があります。
ConoHa公式では、外部DNSを利用して無料独自SSLを設定する場合、「wwwあり」と「wwwなし」の両方のAレコードを設定する必要があると案内しています。
どちらか一方だけがConoHa WINGのサーバーを参照している場合は、無料独自SSLの設定に失敗する可能性があります。
外部DNSを利用している場合は、DNSの管理画面でAレコードの設定内容を確認しましょう。
オプション独自SSLを利用している
ConoHa WINGでは、無料独自SSLとは別にオプション独自SSLも利用できます。
オプション独自SSLを利用している場合は、無料独自SSLを同時に利用することはできません。
まずは「サイト管理」から現在利用しているSSLの種類を確認しましょう。
短期間に無料独自SSLの設定を繰り返している
無料独自SSLの設定を短期間に何度も繰り返すと、一時的に申請が制限される場合があります。
設定に失敗したからといって、何度も「利用する」「利用しない」を切り替えるのは避けたほうがよいでしょう。
ネームサーバーやDNSの設定に問題がない場合は、何度も操作を繰り返さず、時間を置いてから再度設定してみてください。
無料独自SSLが「設定中」のままの場合
ConoHa WINGで無料独自SSLを「利用する」に変更すると、すぐに設定が完了せず、「設定中」と表示されることがあります。
「設定中」のまま変わらない場合は、まずネームサーバーやDNSの設定が正しいか確認しましょう。
特に、独自ドメインを取得した直後やネームサーバーを変更した直後は、DNS情報がまだ反映されていない可能性があります。
ConoHaでは、ネームサーバーの変更内容がインターネット上に反映されるまで最大24~72時間かかる場合があると案内しています。
ネームサーバーの確認・変更方法については、ConoHa公式の「ドメインにネームサーバーを設定する」で確認できます。
そのため、設定内容に問題がなければ、反映を待ってから無料独自SSLの状態を再度確認しましょう。
なお、無料独自SSLは短期間に何度も設定すると、一時的に申請が制限される場合があります。「設定中」だからといって、「利用する」と「利用しない」を何度も切り替えるのは避けましょう。
ConoHa WINGで無料独自SSLを設定する方法
無料独自SSLの設定内容を確認したい場合や、まだ設定していない場合は、ConoHa WINGのコントロールパネルから設定できます。
ConoHa WINGでWordPressを始める手順や料金、主な機能については、「ConoHa WINGでWordPressを始める方法|料金・特徴を解説」で詳しく紹介しています。
手順は以下のとおりです。
- ConoHa WINGのコントロールパネルにログインする
- 上部メニューの「WING」を選択する
- 左メニューの「サイト管理」を選択する
- 「サイトセキュリティ」を開く
- 「SSL」タブを選択する
- 「無料独自SSL」を開く
- 「利用設定」を「利用する」に変更する
詳しい操作方法や設定前の確認事項については、ConoHa公式の「無料独自SSLを設定する」でも確認できます。
無料独自SSLを設定すると、httpでアクセスした場合もhttpsへ自動的にリダイレクトされます。
そのため、.htaccessなどで別途httpsへのリダイレクト設定を追加すると、リダイレクトが繰り返されてエラーになる場合があります。
すでにリダイレクト設定を追加している場合は、その設定内容も確認しておきましょう。
「SSL有効化」ボタンを押せない場合
ConoHa WINGのWordPress設定画面で「SSL有効化」ボタンを押せない場合は、まず独自SSLの設定状況を確認しましょう。
「SSL有効化」は、WordPressかんたんSSL化を行うためのボタンです。無料独自SSLまたはオプション独自SSLが利用できる状態になっていない場合は、WordPressかんたんSSL化が利用できません。
無料独自SSLが利用できる状態になっているか確認する
無料独自SSLを設定した直後は、まだ設定が完了していない場合があります。
「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「SSL」→「無料独自SSL」の順に開き、利用設定の状態を確認しましょう。
無料独自SSLが利用できる状態になったあと、WordPressの設定画面へ戻って「SSL有効化」ボタンを確認してください。
なお、無料独自SSLを設定できない場合は、ネームサーバーやDNS設定などに問題がないか、前述の確認ポイントもチェックしましょう。
初期ドメインではWordPressかんたんSSL化を利用できない
ConoHa WINGの初期ドメインでは、WordPressかんたんSSL化が利用できません。
初期ドメインとは、ConoHa WINGの契約時に割り当てられる「○○.conohawing.com」という形式のドメインです。
WordPressかんたんSSL化を利用する場合は、独自ドメインをConoHa WINGのサーバーに設定したうえで、そのドメインに独自SSLを設定する必要があります。
WordPressかんたんSSL化を行う方法
無料独自SSLの設定が完了したら、必要に応じてWordPressかんたんSSL化を行います。
WordPressかんたんSSL化を利用すると、WordPress内のサイトURLやページ内のリンクなど、httpになっている箇所をhttpsへ変更できます。
手順は以下のとおりです。
- ConoHa WINGのコントロールパネルにログインする
- 上部メニューの「WING」を選択する
- 左メニューの「サイト管理」を選択する
- 「サイト設定」を開く
- 「WordPress」タブを選択する
- SSL化したいWordPressのURLを選択する
- 「かんたんSSL化」の「SSL有効化」をクリックする
これでWordPressかんたんSSL化は完了です。
詳しい操作方法は、ConoHa公式の「WordPressかんたんSSL化を利用する」でも確認できます。
「SSL有効化」ボタンが利用できない場合は、無料独自SSLまたはオプション独自SSLが有効になっているか確認しましょう。
まとめ
ConoHa WINGで無料独自SSLを設定できない場合は、まずネームサーバーやDNSの設定状況を確認しましょう。
独自ドメインを取得した直後やネームサーバーを変更した直後は、DNS情報の反映に時間がかかる場合があります。
また、外部DNSを利用している場合は、「wwwあり」と「wwwなし」の両方のAレコードが正しく設定されているか確認する必要があります。
無料独自SSLが「設定中」の場合は、設定を何度も切り替えず、反映状況を確認しながら待ちましょう。
また、ConoHa WINGの無料独自SSLとWordPressかんたんSSL化は別の設定です。「SSL有効化」ボタンを押せない場合は、先に無料独自SSLまたはオプション独自SSLが利用できる状態になっているか確認しましょう。
無料独自SSLの設定とWordPressかんたんSSL化の順番を確認しながら進めれば、SSL化のトラブルを切り分けやすくなります。



コメント