さくらのレンタルサーバでWordPressを始めたいものの、「WordPressは利用できるの?」「どのプランを選べばいいの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
さくらのレンタルサーバでは、スタンダード以上のプランでWordPressが利用できます。
WordPressのクイックインストールや無料独自SSL、バックアップ&ステージングなど、運用に役立つ機能も用意されています。
この記事では、さくらのレンタルサーバでWordPressを利用する場合の料金プランや主な機能、契約前に確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。
さくらのレンタルサーバでWordPressは利用できる?
さくらのレンタルサーバでは、スタンダード・ビジネス・ビジネスプロなどのプランでWordPressが利用できます。
コントロールパネルからWordPressをインストールできる「クイックインストール」が用意されているため、WordPressのファイルを自分でアップロードしてインストールする必要はありません。
一方、料金が最も安いライトプランではWordPressを利用できないため注意が必要です。
個人ブログや小規模なWebサイトでWordPressを始める場合は、まずスタンダードを検討するとよいでしょう。
スタンダードではWordPressに加えて、無料独自SSLやバックアップ&ステージングなどの機能も利用できます。
さくらのレンタルサーバの料金プラン
さくらのレンタルサーバには、ライト・スタンダード・ビジネス・ビジネスプロなどのプランがあります。
WordPressを利用できるのはスタンダード以上です。
プランによって料金やSSD容量、利用できる機能などが異なるため、用途に合わせて選びましょう。
ライト・スタンダード・ビジネス・ビジネスプロを比較
主な4つのプランを比較すると、以下のとおりです。
| 項目 | ライト | スタンダード | ビジネス | ビジネスプロ |
|---|---|---|---|---|
| 月額換算料金 | 121円~ | 500円~ | 1,980円~ | 3,850円~ |
| SSD容量 | 100GB | 300GB | 600GB | 900GB |
| WordPress | × | ○ | ○ | ○ |
| バックアップ&ステージング | × | ○ | ○ | ○ |
| 複数人での管理 | × | × | ○ | ○ |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
※料金は税込です。月額換算料金は36か月一括払いの場合です。
ライトは料金を抑えられるプランですが、WordPressには対応していません。
WordPressで個人ブログや小規模なWebサイトを運営する場合は、スタンダードが選択肢になります。
ビジネスとビジネスプロは、複数人でWebサイトを管理したい場合や、より大容量の環境が必要な場合に検討するとよいでしょう。
契約期間ごとの料金(スタンダードの場合)
WordPressで個人ブログや小規模なWebサイトを運営する場合の候補になるスタンダードでは、毎月払いのほか、12か月・24か月・36か月の一括払いを選択できます。
契約期間ごとの料金は以下のとおりです。
| 支払い方法 | 支払額 | 1か月あたり |
|---|---|---|
| 毎月払い | 660円 | 660円 |
| 12か月一括 | 6,600円 | 550円 |
| 24か月一括 | 12,936円 | 539円 |
| 36か月一括 | 18,000円 | 500円 |
※料金は税込です。
契約期間が長いほど1か月あたりの料金は安くなり、36か月一括払いでは月額換算500円で利用できます。
長期間利用する予定であれば一括払いで料金を抑えられますが、まず試してみたい場合は毎月払いを選ぶこともできます。
WordPressではどのプランを選べばよい?
個人ブログや小規模なWebサイトでWordPressを始める場合、まずはスタンダードを検討するとよいでしょう。
スタンダードはWordPressに対応しており、無料独自SSLやバックアップ&ステージング、コンテンツブーストなど、WordPressの運用に役立つ機能が利用できます。
一方、複数人でWebサイトを管理したい場合はビジネス、より大容量の環境が必要な場合はビジネスプロも選択肢になります。
ライトはWordPressを利用できないため、WordPressサイトを運営する場合はスタンダード以上を選びましょう。
2週間の無料お試しが利用できる
さくらのレンタルサーバでは、2週間の無料お試しが利用できます。
契約前にサーバーの管理画面やWordPressの使い勝手などを確認できるため、まず試してから利用を続けるかどうかを判断したい場合に便利です。
クレジットカード払いで申し込んだ場合は、お試し期間が終了すると自動的に本登録されますので、継続しない場合は、お試し期間中にキャンセル手続きが必要です。
なお、お試し期間中に本登録した場合でも、2週間は無料で利用できます。
独自ドメインは別途取得する
さくらのレンタルサーバでは、契約時に「○○○.sakura.ne.jp」という初期ドメインが無料で提供されます。
一方、.comや.net、.jpなどの独自ドメインを利用する場合は、レンタルサーバーとは別に取得する必要があります。
独自ドメインは「さくらのドメイン」で取得できるほか、他社で取得・管理しているドメインをさくらのレンタルサーバに設定して利用することもできます。
WordPressで独自ドメインのブログやWebサイトを運営する場合は、サーバー料金とは別にドメインの取得・更新費用も確認しておきましょう。
契約後に上位プランへ変更できる
さくらのレンタルサーバでは、契約後に上位プランへ変更できます。
プラン変更時は、利用中のサーバーに保存されているデータや設定が自動的に移行されるため、上位プランを新たに申し込んで現在のサーバーを解約する必要はありません。
ただし、プラン変更後は元のプランへ戻すことができないほか、一部の設定やデータが引き継がれない場合があります。
将来的に容量や利用できる機能が不足した場合に、上位プランへ変更できることを覚えておくとよいでしょう。
参考:さくらのサポート情報「プラン変更を知りたい(上位プランへの変更)」
さくらのレンタルサーバのWordPress運用に役立つ主な機能
さくらのレンタルサーバには、WordPressの導入や運用に役立つさまざまな機能が用意されています。
ここでは、主な機能を紹介します。
WordPressをクイックインストールできる
さくらのレンタルサーバでは、サーバーコントロールパネルからWordPressを簡単にインストールできる「クイックインストール」が利用できます。
データベースは自動設定を選択できるため、WordPressを初めて利用する場合でも導入しやすくなっています。
具体的な手順は、「さくらのレンタルサーバにWordPressをインストールする方法|設定・ログイン手順も解説」で紹介しています。
WordPressサイトをコントロールパネルで管理できる
インストールしたWordPressサイトは、サーバーコントロールパネルの「WordPress」メニューから一覧で管理できます。
WordPressの管理画面へのログインやキャッシュの設定、設定ファイルの確認などをコントロールパネルから行えます。
クイックインストールしたWordPressだけでなく、手動で設置したWordPressも登録して管理できます。
無料独自SSLを利用できる
さくらのレンタルサーバでは、独自ドメインに無料SSL(Let’s Encrypt)を設定できます。
SSLを設定すると、WebサイトをHTTPS化して、ブラウザとサーバー間の通信を暗号化できます。
無料SSLの証明書は自動更新に対応しているため、更新のたびに手続きを行う必要はありません。
WordPressで独自ドメインのブログやWebサイトを運営する場合も、追加料金なしでSSLを利用できます。
参考:さくらのサポート情報「無料SSL(Let’s Encrypt)を設定したい」
バックアップ&ステージングを利用できる
スタンダード以上では、Webサイトのバックアップやテスト環境の作成ができる「バックアップ&ステージング」を無料で利用できます。
WordPressのデータをスナップショットとして保存でき、最大8個までバックアップを作成できます。また、スケジュールを設定して定期的にバックアップすることも可能です。
ステージング機能を利用すると、本番サイトに影響を与えずにWordPressやプラグインのアップデートなどを試すことができます。
具体的な作成手順と本番サイトへの反映方法は、さくらのレンタルサーバでWordPressのステージング環境を作る方法をご覧ください。
なお、バックアップ&ステージングは2週間のお試し期間中は利用できません。
他社サーバーからWordPressを移す場合は、「他社からさくらのレンタルサーバへWordPressを移行する方法|手順と注意点」で利用条件と手順を解説しています。
WAFでWebサイトへの攻撃対策ができる
さくらのレンタルサーバでは、Webサイトへの攻撃を検知・ブロックするWAF(Webアプリケーションファイアウォール)を利用できます。
WAFには「SiteGuard」が採用されており、クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなど、Webサイトを狙った攻撃への対策に役立ちます。
攻撃を検知するための定義ファイルは自動更新されるため、WordPressサイトのセキュリティ対策のひとつとして利用できます。
参考:さくらのレンタルサーバ「WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)」
複数のWordPressサイトを運営できる
さくらのレンタルサーバでは、1つのサーバー契約に複数のドメインを設定できる「マルチドメイン」が利用できます。
スタンダードでは最大200個のドメインを設定でき、WordPressで使用するMySQLデータベースも複数作成できます。
そのため、1つの契約で複数のWordPressサイトを運営することができます。
コンテンツブーストでサイトの高速化・安定化を図れる
さくらのレンタルサーバでは、CDN機能の「コンテンツブースト」を利用できます。
WordPressなどの動的コンテンツをキャッシュして配信することで、ページ表示の高速化が期待できるほか、アクセスが集中した場合でもサイトを安定して表示しやすくなります。
スタンダードでは、コンテンツブーストを月100GBまで無料で利用できます。
なお、コンテンツブーストは2週間のお試し期間中は利用できません。
参考:さくらのレンタルサーバ「コンテンツブースト(CDN機能)」
チャット・メール・電話で問い合わせできる
さくらのレンタルサーバでは、チャット・メール・電話でサポートを受けることができます。
チャットサポートは有人対応に加えて、24時間365日利用できるチャットボットも用意されています。
メールでの問い合わせは24時間365日受け付けています。
電話サポートはコールバック予約制で、予約した時間帯に担当者から連絡を受ける仕組みです。
問い合わせ方法を複数から選べるため、都合の良い方法で相談できます。
さくらのレンタルサーバはどのような人に向いている?
さくらのレンタルサーバは、次のような人に向いています。
- 費用を抑えてWordPressを始めたい人
- まず2週間の無料お試しで使い勝手を確認したい人
- バックアップやステージング機能を利用したい人
- 複数のWordPressサイトを運営したい人
- チャット・メール・電話から問い合わせ方法を選びたい人
個人ブログや小規模なWebサイトであれば、まずスタンダードを検討するとよいでしょう。
一方、独自ドメインは別途取得する必要があるため、サーバーと独自ドメインをまとめて契約したい場合は、この点も確認したうえで判断しましょう。
さくらのレンタルサーバの安全性が気になる方は、「さくらのレンタルサーバは怖い?理由と評判・安全性を解説」で過去のトラブルや不正アクセスについて確認できます。
まとめ
さくらのレンタルサーバでは、スタンダード以上のプランでWordPressが利用できます。
個人ブログや小規模なWebサイトであれば、まずスタンダードを検討するとよいでしょう。
WordPressのクイックインストールや無料独自SSL、バックアップ&ステージング、WAF、コンテンツブーストなど、運用に役立つ機能も利用できます。
また、2週間の無料お試しが用意されているため、契約前に使い勝手を確認することもできます。
一方、独自ドメインは別途取得する必要があるため、サーバー料金とあわせてドメインの取得・更新費用も確認しておきましょう。
料金や必要な機能を確認したうえで、自分の使い方に合っているか判断してみてください。



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